福岡の鞄作家と作った 職人本革のエトランドルバッグ〈ブラック〉
お申し込み番号:533635
1個 ¥31,000 ( +10% ¥34,100 )
- 特急便・予約便
- 日本製
- ギフト可
ストーリー
6年ぶりに訪問した工房で、技術やセンスの進化を実感。
鞄作家・岡政孝さんと内門祐樹さんが立ち上げたレザーファクトリー〈UNISON / ユニゾン〉は、福岡にあります。工房に初めてお邪魔したのは、まだ開業されて間もない頃。借りたばかりの真新しい工房で、初めての企画を進めたのを覚えています(たしか、最初に作ったのはウォレットショルダーだったと思います)。そして今回、新作を企画するにあたり、6年ぶりに福岡の工房を訪ねました。


手作業で鞄を修正しているのが岡政孝さん、ミシンで縫製しているのが内門祐樹さん。
6年の間に、岡さんとは本当にたくさんの日本職人プロジェクトのオリジナル鞄やお財布を作ってきました。こちらのリクエストを形にするというより、思いもよらないものが誕生するのが、岡さんとのモノづくり。作家さんだけあって、「こんなのできました!」と想像を超えるアイテムを提案してくださいます。
ご自身が使っているアイテムも素敵なものが多くて、山猫はいつも、岡さんが神戸に打ち合わせに来られるたび私物をチェック。好きなものが似ているので、すぐ「それいいですね!」となって、商品化したモノもたくさんあります。(今回もあります)
久しぶりにお邪魔した工房は、当時よりかなり狭く感じられました。この6年でさまざまな仕事を手掛けるようになり、道具や素材がずいぶんと増えたそうです。6年間真摯にモノづくりを続けてきた歴史や信頼が積み重なっての「狭さ」なのだと思い、近所にもう一軒工房スペースを借りようと思うんですという岡さんの話を聞きながら、うれしい気持ちになりました。

今回いくつかのアイテムを目の前で修正していただいたのですが、その手さばきがすごく鮮やか。打ち合わせをしながら細かいリクエストを的確に反映する岡さんの手もとを見て、技術もこの6年でずいぶん高められたことがわかりました。
私物をモデルにしたバッグは、革の手ざわりが最高。
とてもやわらかい革で仕立てたバッグ。体にくったり寄り添うことから、「エトランドル(フランス語で、抱きしめるの意味)」バッグと名付けました。

これはもともと、岡さんが私物で使っていたもの(ふだん使い用に作ったそうです)。すごく素敵だったので、山猫も使ってみたいとお願いして、試用させてもらいました。しばらく実際に使ってみて、これは日常のパートナーになるなと思ったので、日本職人プロジェクトのメンバーに提案。そして、商品化することになりました。岡さんとのものづくりは、わりとこのパターンが多いです。

この鞄が、原型となった岡さんの私物モデル。これをベースに、お弁当や水筒などが入って日常使いできる容量に修正しました。
デザインはシンプルですが、それだけにこだわったのが革の質。タンニンとクロームの両方でなめした革はくったりとやわらかく、手ざわりも最高です。自然な風合いを残して加工しているので細かいシワやシボもありますが、その表面感がシンプルなデザインのアクセントになっています。
岡さんはこの革をとても気に入っていて、「ほかの革では、この鞄は作れません」とおっしゃるほど。その妥協のない姿勢によって、いい革をたっぷり使った、贅沢な鞄になりました。


さわり心地にこだわったブラックレザーは、手に吸い付くようなきめ細かい手ざわりが魅力。
やわらかい革がからだに自然になじんで、中身が少ないと持っていることも忘れそう。バッグの口はマグネットホックでらくに開閉でき、ざくざく入れられるのもいいところ。ストレスのない使い心地は、気さくな相棒みたいな存在です。


底まちと深さがあるので、見た目以上の収納力。中身をたくさん入れてふくらむのもかわいいし、少なくてペタンとしていてもサマになります。

ストールや長財布、折りたたみ傘もすっぽり入ります。パカッと開けて、ぽんぽん入れられる気軽さが魅力。
肩掛けでも、斜め掛けでも持てる持ち手の長さ。斜めに掛けるとちょうどおなかの前に来て胃袋みたいなので、最初は「ストマックバッグ」なんて呼んだりもしていました。

撮影用のサンプルが出来上がってからも、何度もチェックを繰り返す岡さん。使うことで色々気付きがあり、そのたびに改良されます。今回も日本職人プロジェクトメンバーに送る前に何度も作り直し、フォルムの完成度を高めてくださいました。気軽に使えるラフなスタイルながら、革の上質感とつくりの良さは一目瞭然。大人の日常に寄り添ってくれる、名品バッグになりました。
