【ミ三3研究レポート】 研究員T
唐突ですが、みなさま「キッチンのお掃除」好きですか?研究員Tは食器洗いが得手ではなく、共働きもともなってか、相方と互いに後回しにしては、どちらがやる?だの手が荒れているだのそんなやり取りの繰り返し。なので仕事から帰宅してたまっている食器類たちをみるのもしばしば。ほんの少しの時間で済むことはわかっていても好きなことをすることが優先される。そんな経験ないですか?
ささいなことがちょっとした毎日のプチストレスになっている事実に気づかされたのは、最近読んだ本からでした。「ゆる家事(がんばらない家事)」。元来、いろんな意味で、お掃除という行為をできる限り後回しにしたい私にとって「やってみようかな」という気持ちになる本で、言わんとすることは、すべての場所を掃除しようと思うのではなく、ココと決めた場所に限定して(他は無視)そこだけ、しかもたった3分間だけ毎日掃除をするというもの。疲れて仕事からかえって来た際に、朝食の食べ散らかされた食器が炊事場にたまっているあのがっかり感は、多くの皆さんも経験していることなんじゃないかな?と勝手に想像してみる。
「毎日のプチストレスがなくなって、キッチンがきれいになるならやってみるか?」
研究員T 重い腰を上げる
①相棒探し
~形から入ってみてもいいじゃない~
②そもそもセルロースって何?
③実践編
~とりあえず毎日3分間やってみた!~
④キッチン掃除
~その先にあったもの~
①相棒探し ~形から入ってみてもいいじゃない~
セルロースふきんとの出会い
なんせ、まずは、そこだけ。3分間だけで良いのだ。とはいえ始めるにあたっての道具は必要!何冊か読んだこの手の書籍で紹介されていた「しっくりくる日用品」の一つ「セルロースふきん」を相棒にすることに決めた。「名前くらいは知ってるけど、使ったことがない」というのもちょっと好奇心をくすぐる。
時短と機能とSDGsとみんなが押すからには、何かあるに違いない。セルロースをちょっと調べてみたら
①木に由来する成分がほとんどなだけあって「吸水性」がよい
②綿と組み合わせる技術で「強度(丈夫)」がある
③環境に優しい(木の繊維が原材料で、簡単に自然界で分解されるらしい:生分解性)
エコ素材に対して、あんまり良い体験はしていないけれど3分間キッチンクリーニングを始めるきっかけにはなる②そもそもセルロースって何?
セルロースは、ドイツ製であることが多い。なんだか気になったので調べてみると、もともとは、環境大国スウェーデンのエンジニア カート・リンドクイストさんが、既存の布より吸水性より優れたものを作りたくて開発! ただ、成分のほとんどが木に由来することもあり、強度に難があった。紆余曲折を経てセルロースに綿素材を組み合わせて(セルロース70%、コットン30%)強度をつけたらしい。木も綿も自然由来のものだから、役割が終わったら、自然に戻っていく。いいやん!素敵。
③実践編 1:とりあえず毎日食後に、ためらわず3分間やってみた!
【食器洗いは3分もかからない】
3分を体感できないことは、知っていたのと3分以上かかると続かないな?と思ったので本当にキッチンタイマー(1回目にお届け)を用意して、はじめてみました。はい。道具というモノから入った私ですが、3分の食器洗いからいろいろ発見することになります。
発見1:意外に食器洗いは3分あったらおつりがくる(個人差あり)ということ。それが分かると3分もかからないならついでにやっとこう!と、毎食後に食器を洗うことになります。(時間を測り始めると新記録を出したくなるというか?ひとり競争意欲が湧くというか?)なのでシンプルなキッチンタイマーで応援します!
発見2:セルロース(特にドライクロス)の「吸水性・保水性」がものすごい。いくら掃除すると決心しても、自分自身キッチンの水滴まで気にすることはないと思っていたのですが、さっとひと拭きで水滴がなくなった際の爽快感は、期待以上の気持ちよさがあった!ちょっとやみつき感あり(個人差あり)です。
発見3:吸水性の良いセルロースは、絞ってぶら下げておくだけで、すぐに乾くので実用的。 (セルロースは乾くと形状記憶のようになります。これは好き好きあるかも)ということで乾かせるように、フェリシモワンスアディのフック(2回目にお届け)をセットにしました。
③実践編 2:ぷっくり3兄弟!それぞれの個性の紹介
一つ目は、キッチンスポンジ。セルロース100%だから吸水性が抜群。洗剤は少しでも泡立ってくれるから、ナチュラルな洗剤を使っても「何か泡立ち悪いな!」が無くてよい。そうなると手荒れにも良いよね。得意分野:コンロの洗浄(五徳以外)、食器洗い
③実践編 2:ぷっくり3兄弟!それぞれの個性の紹介
二つ目がおすすめのドライクロス。ぜひキッチンまわりの吸水性を実感してほしい。水滴ってひと拭きでこんなになくなるんだ。。めちゃくちゃ心地よい。綿とセルロースで作られているので強度もかなりある。しかも、油汚れにも強いのでレンジ周りや、レンジフードの掃除に最適。
③実践編 2:ぷっくり3兄弟!それぞれの個性の紹介
三つ目の肉厚なのが、スポンジシート。もともとウェットタイプ。洗ったばかりの食器を置いてもよいし、まな板の下敷きにしてもよい。こちらはセルロース100%だから破れたら、最後は細かくカットしてちょっとした油掃除に使ってポイ
【研究結果】
毎日食後に3分。正直そんなに楽しいわけではないし、面倒くさいは変わらないけれど、やらないことから生まれるストレスやトラブルからは解放された気がする。一人暮らしでも、もちろん身の回りは汚れるものだし、きれいになるとやっぱり居心地が良い。なので、新しくはじめようと思われたみなさんのキッチンや食卓が居心地の良い空間になるようにミ三3研究室から3か月続けるためのメッセージをドライクロスに託してみました。このちょっとした毎日3分間の「キッチンのお手入れ」が、私の場合は毎日のお弁当になって返ってきました。得意・不得意はあるものですね。

