ツルリとした薄皮を剥けば、瞬間に広がる独特の強い香りのせとか。房の皮は存在を忘れるほど薄く、きめ細かな果肉から濃厚な甘みがあふれ出します。柑橘の枠を超えたトロピカルフルーツのような濃厚な甘みと香りのよさからとても人気が高い高級柑橘です。
【おいしい食べ方】
外皮が非常に薄く、手で剥くこともできますが、皮が身に密着している場合は、オレンジのようにくし形切りにするのもおすすめです。
【とんと農園 田中信太郎さんからひと言】
セトカは栽培の難易度が高いため、あまり普及していません。
その主な理由は3つあります。
・皮が非常に薄いので少しでも風が吹いたりすると実がダメになってしまうのでA級が出来にくい。
・つまようじがかわいく思える位すごいトゲがあります。
・皮が薄いので少しの寒さで凍結しやすく、果実を一つ一つていねいに袋で包まなければならない。
など非常に手間がかかります。一般的にはハウスで大切に守られて育てられますが、紀南の冬場でも暖かい気候を活かしあえて「山(路地)」で育てています。僕の個人的な感想ですが、山育ちならではの、力強く深い味わいや力強いうまみを感じられるからです。苦労は多いのですが、あまりのおいしさについつい作ってしまうせとか、ぜひお試しください。