こころ、くり抜く愛らしさ

趣味はお菓子作り。というわけではなくても、道具にホレちゃうこともある。飾っておいても絵になる存在感で蒐集欲をそそられる、ドイツの製菓道具メーカー、Birkmann社のクッキー型は、まさにそんなアイテム。1985年の創業以来、毎年ユニークな新作をリリースしていて、これまでに1,659種類のクッキー型をデザイン・製造。現在も、700種類以上の現行デザインが販売されているという。ドイツにおいて、焼き菓子は季節や行事と深く結びついており、人々の暮らしの中で特別な意味を持ってきました。クリスマス、イースター、地域の収穫祭、さらには結婚式や洗礼式などの特別な行事においても、それぞれの象徴的なモチーフをクッキーにして喜びを分かち合っていました。今日においておクッキー作りは、単なる食文化にとどまらず、家族の絆や季節の喜びを象徴する存在です。子どもたちは幼い頃からクッキー型を使ってクッキーを焼くことを学び、多くの家庭では代々受け継がれてきたクッキー型が今も使われています。小さな道具ながら、ドイツの文化的遺産を映し出す存在と言えるでしょう。





アイシングやチョコペンでデコレーションすれば色々な仕上がりを楽しめる!



●1回分のお届けセット例です。



Birkmann社
1985年、ドイツ中西部に位置するハレにて、「誰もが手軽に楽しくベーキングできる」を理念に誕生。以来、家庭用ベーキング道具の分野で、ドイツをはじめ世界中にその名を広めている。