手づくりとおいしい関係

「料理」と「手芸」。なんの関係もないようで、実はどちらも「手」から生まれる日々の「しあわせ」。トントン、じゅうじゅう。チクチク、すいすい。無心で夢中なひとときは、私たちの心を自由に、暮らしを豊かに彩ってくれる「お楽しみ」。そんなふたつがひとつになったら、ワクワク指数は無限大。うれしい、楽しい、おいしい!いますぐ作ってみたくなるレシピを添えて。今回は、アフタヌーンティーメニューをご紹介します。

 

ヴィクトリアサンドイッチケーキ

イギリスのビクトリア女王にちなんで名づけられた伝統のケーキ。日本のスポンジケーキの原点とも言われています。バターと砂糖と小麦粉と卵というシンプルな材料で作られた生地に、ストロベリーやラズベリーなどのジャムがはさまれた、イギリスのティータイムを代表する紅茶に合うケーキと言われています。今回は、ティータイムを盛り上げる紅茶のティーポットにぴったり! ニット作家 今村 曜子さん監修のポットコージー!をご紹介します。

 

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03_ヴィクトリアサンドイッチケーキ

ポットコージー

ポットに何、着せる?心ときめき、会話もはずむ♪

 

(GOOD POINT)

編み物初心者さんにも人気のかぎ針編みで、個性豊かなポットコージーを手づくり。紅茶好きの12人家族の名前が、ひとつひとつについていて、色や形、編み方もさまざま。手編みのセーターを着せ替えるような楽しさで、心躍るティータイムを満喫。

 

ポットコージー家 12人の家族を紹介します (上段左から順に)

12人家族


Sara(セーラ)歌が好きな3女。聖歌隊に所属し美声を披露。好きなお茶はアッサム。 William(ウィリアム)おしゃれが大好きなお調子者の次男。好きなお茶はヌアラエリア。 Emily(エミリー) 弟たちのめんどう見がいい四女。好きなお茶はストロベリーティー。 Mary(メアリー) 小説を読むのも書くのも好きな次女。ジャスミンティーが好き。 Anne(アン)よく笑う、でもちょっと忘れっぽいお茶目な長女。アップルティー推し。 Oliver(オリバー) 占星術の話で盛り上がる天文学に興味がある長男。ニルギリが好き。 Harry(ハリー)静かで穏やかな性格の父。趣味は散歩。好きなお茶はディンブラ。 Grace(グレ―ス)母。好きなお茶はウバ。 George(ジョージ)やんちゃで好奇心が旺盛すぎる三男。キャラメルフレーバーティー好き。 Edward(エドワード)いまでもサンタクロースになりたいと思っている祖父。ダージリンが好み。 Lucas(ルーカス)おじいちゃんとおばあちゃんが大好きな末っ子四男。好きな紅茶はキャンディ。 Beth(ベス) 季節のフルーツを自由自在にジャムを煮込んでいる祖母。好きなお茶はアールグレー。

 

レシピ3タイトル

 

<材料>直径15㎝の丸型1台分

バター(無塩) 90g、砂糖 90g、卵 90g(Sサイズ約2個分)、薄力粉 90g、ベーキングパウダー 小さじ1/2、ラズベリージャム 大さじ3、粉糖(あれば) 少々

ケーキの材料

 

<作り方>

(下準備)

・型の底と周囲にオーブンペーパーを敷き込む

・バターは常温に戻す

・卵は溶きほぐしておく

・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく

 

1.ボウルにバターを入れて泡立て器(ハンドミキサーでもOK)で滑らかにし、砂糖を2回に分けて加え、そのつどよく混ぜる。

2.溶き卵を少量ずつ加え、そのつどよく混ぜる。※分離しやすいので注意

3.ふるった粉類を加え、ゴムベラでさっくりと混ぜる。

4.粉気がなくなったら、型に流し入れ、表面を平らにならし、180℃に予熱したオーブンで約35分焼く。※中心に竹串を刺して何もついてこなければOK

粗熱が取れたら型からはずして冷ます。

上下半分にカットしてラズベリージャムを塗ってサンドし、表面に粉糖をふる。

 

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このかぎ針編みのポットコージーにぴったりのポットはこちら!

イギリスの家庭で長く愛用されているロンドンポタリーのポット。ステンレス製のティーストレーナー付きで機能性も高く使いやすく、約2カップ分たっぷり入るので、ひとり優雅なティータイムにもぴったり。そろえて、ぜひお茶会を!

ポットコージー

 

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